『売れる文章術』の要約と感想

本要約と感想

「中野巧」さんの『売れる文章術』その要約と感想をまとめていきます。

『売れる文章術』を読もうと思った目的

ブログを書くにあたり、PREP法をはじめとする色々な文法や意識するべきところは多くある。

題材によって、フォーマットを使い分ける必要はあると感じ、じぶんの視野を広げて武器を増やすため。読むことを決意!

『売れる文章術』にはどんなことが書いてある??

セールス文章の書き方と、その活かし仕方。

『共感』と『結果』を生み出すメカニズム。

セールスを展開する媒体ごとに、効果的な手法と例で解説してくれています。

  • どんな感じで文章を組み立てていくか?
  • 売れるコンセプトの作り方。
  • マーケティングの設計図

を学べます。

『売れる文書術』から感じた3つの気づき

『売れる文章術』を読んで、気付かされたことを3つあげると、

  1. Catch Me If You Canの法則
  2. エンパシーライティングによる文章構成
  3. マーケティングの設計図

です。

Catch Me If You Canの法則

「なにを書けばいいのか?」

と迷った時に使える法則にそった文章の組み立て方。

Catct

①オープニング(つかみ)

②テーマ(主題)

個人的な見解で言っていくと、

①のつかみは、「こんな悩みを持っていませんか?」、『〜したいと思いませんか?」といったペルソナの現在の不満や、理想の未来像などを書く。

②テーマは結論を含んだ内容で、これを買えば、こうすることでその悩みや不安は解消できる、といった文章になります。

Me

③ベネフィット(それを使用・購入することでユーザーに訪れる明るい未来)

④プレミス(自説。自分の考えを書く。)

③ベネフィットは、そのまま商品を購入したペルソナにおとずれる明るい未来を伝える。

④なぜ③のベネフィットが訪れるようになるか?の根拠を自分の言葉で伝える。

ベネフィットには、

  • 直感的にわかる
  • 手取り早くて簡単
  • 新しい情報、好奇心をくすぐる

の要素をどれか(あるいは全て)を入れる!

If

⑤バックグラウンド(背景。なぜ主題が必要か?)

⑥ブルーフ(論処。主題が有効な理由。)

⑤どうして主題が生まれたか?の背景を語る。

⑥主題が効果のある根拠を語る。

You(Me)

⑦コンクルージョン(結論)

⑧ベネフィット(再び)

⑦は、②の繰り返し。より強調して書く。

⑧は、③と同様ではあるが、③は理想100%の未来。⑧は、理想120%の未来。

Can

⑨ベイビーステップ(はじめの1歩)

⑨は、シンプルに予約や購入などの行動を促す表現。

①〜⑨の流れで、文章を組み立てていきます。

ただ項目に当てはめて文章を作るだけじゃなく、効果的な表現を使っていく!

  • 1行目の目的は2行目を読ませること。
  • 2行目の目的は3行目を読ませること。
  • 3行目の目的は・・・・・

アメリカのセールスライター、『ジョセフ・シュガーマン」の言葉。

興味がなければ読むのをやめられるので、読者を引き込む(共感を得れる)言葉を使っていく。

全て書いた後で見出しを考えれば、より内容に添いつつ、魅力的な見出しを考えることができるようになる。

エンパシーライティングによる文章構成

ストーリを持った、ペルソナに届く文章を作るためには、

  1. ゴール設定を行い、何のために書く文章か?を明確にする。
  2. ペルソナのハッピーを思い浮かべる。ペルソナのための文章を意識して書く。
  3. ペルソナに求める行動を考える。共感してもらった後のアクションを明確にする。
  4. ペルソナのネガティブに想いを寄せる。

左下から右上に登っていくグラフをイメージする。

一直線にではなく、2回の山と谷のあるグラフ。

右は時間経過、上に行くごとにペルソナの気持ちが設定したゴールに向かう構成。

グラフの谷部分は、ペルソナの不安な感情。

ライティングにより、ペルソナの感情をゴールへと導いていく。

ゴールへの途中で、ペルソナは2回ネガティブな感情を生じる。

そのネガティブに対して、どのようなポジティブな声かけをして、打ち消していくか?

1つの物語の構成を組むようなイメージで、ストーリーを作っていく。

マーケティングの設計図

まず、どんな商品・サービスを提供するか?

コンセプトをしっかりと作り上げます。

間違った考え方としては、

  1. ビジネスの儲けありきで考え
  2. 現在提供できるものをかき集め
  3. お客様に売る!

僕自身にも経験がありますが、今持っている素材をいかに売るか?という考え方はいけません。

  1. お客様がハッピーになる
  2. そのためにあなたができること(提供できる物)
  3. それがビジネスとして成り立つように最適化

顧客満足から始まるビジネスになっているか?を意識します。

そして、マーケティングの設計図(導線)は、

  1. どこであなたを見つけ
  2. 何に興味や関心を持ち
  3. なぜ商品が必要かを知り
  4. いつ商品を購入し
  5. どのようにハッピーになれるのか?

その導線に沿って、項目ごとに具体的に内容を作り上げていきます。

『売れる文章術』を読んで始める3つのTODO

『売れる文章術』を読み、今後実践していく3つのTODOは、

  1. セールスの内容により、フォーマットを使い分ける
  2. 文章を書くために、ペルソナの悩み、不安をしっかりと書き出す。(目標30個)
  3. 悩みや不安から、しっかりとベネフィットに導けるように考えていく。

です。

まとめ

心に響くライティングができないと、人は行動をしません。

商品のいいところを一方的に伝えても怪しまれるだけでしょう。。。

悪いところも伝え、それにより不安な気持ちが生じても、ポジティブな声かけで逆転していく。

伝える順番をしっかりと考える。

最後まで読んでもらえる文章構成をしていく。

何を伝えたいかではなく、

お客様がどんな順番で知りたいか?

を意識しなければいけません。

理屈を理解しているだけですぐにできることではないので、実践と修正をしっかりと繰り返していく!

自分勝手な文ではなく、お客様に寄り添った内容となるように考え、結果それが利益になるように組み立てていこう!

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